先日の、ネグレクト歴ありの産婦さんの話、続きがありました。
その翌日、いつものように産婦人科病棟に、
「おはようございまーす」と上がって行くと、
助産師さんたちが数名よってきました。
「S先生、昨日みんなで話し合った方がいいって言ってましたよね?
どうします?今日話し合いますか?」と。
そうなんです。
先日の記事に書いた通り、みんなの意見に少しすれ違いがあったので、
「小児科の先生と、助産師さんと、私と、できれば患者さんも、
一緒に話し合いが出来るといいね」って言っていたんです。
ああ、考えていてくれたんだ、とうれしく思いました。
ただ、ほんとにそこまで必要性があるのかなぁと思い、
改めて助産師さんたちの考えを聞いてみました。
すると、やっぱりネグレクトのことが心配で、
もし、赤ちゃんに睡眠剤の作用が現れても気がつかないかもしれないとか、
母乳だけでやっててまたネグレクトになってしまうと怖いから、
ミルクならおにいちゃんでも出来るからその方が安全なのでは、とか、
必ずしも母乳を絶対推すという感じでもなかったので、
それなら再度小児科の先生の意見を聞いてみたら?と提案してみました。
私としては、お母さんが赤ちゃんの様子をきちんと見てくれないと、
絶対にいいとは言えない、と意見を述べました。
そしたら、小児科の先生の意見はやっぱり私と同じだったので、
産婦さんと話し合いをしてくれました。
そして、母乳があげきれないときには、しっかりミルクもあげるようにと指導して、
母乳もあげてもいいという結論に達しました。
この産婦さん、実は自身もネグレクトを受けて来たそうです。
お子さんはすでに2人いるのですが、ダンナさんはいなくて・・・
人生って厳しいですね。
お母さんも、お子さんも、赤ちゃんも、
健康で幸せな時間が少しでもたくさんやってくるように、祈っています。